【大会終了の御礼】
2021年11月20日(土)に、第1回ハイスクールフラコンペティション2021が無事終了いたしました。2週間後の12月4日(土)までに、新型コロナウイルス感染症の発症報告は受けませんでしたので、12月5日をもちまして感染者なしでのイベント終了ということを皆様にご報告いたします。無事感染者の発生なく終われましたのも、ご協力いただいた出場者の皆様、ご観覧者の皆様、スタッフの皆様のおかげです。ご協力いただき誠にありがとうございました。
【いただいたご意見につきまして】
終了後に実施したアンケートで様々なご意見を頂きました。今後ますます多くの方にご参加いただき、透明性の高い大会であり続けるために、寄せられたご意見について実行委員会としての見解を掲載させていただきます。
(1)審査の公平性について
<ご意見>
・受賞者は審査員に何が評価されたのか。
・どうやって採点しているのか。
<回答>
審査は演舞のスキルや衣装、解釈まで12項目で行っています。それぞれの項目は大会で配布したプログラムに記載しておりますので、こちらでの掲載は控えさせていただきます。
審査員には事前に出場者が記載したファクトシートを読み込んでいただき、当日12の審査項目に従って審査して頂いております。
出場規定のページにも記載しておりますが、採点については「恣意的な高得点や採点の偏りを防ぐため、最高点と最低点を除いたものの合計と最高点と最低点の平均値との合計点を審査ポイントとして採用する」としています。
今回は非常にレベルが高く、高得点をマークした出場者が多かったため、入賞するのが難しい大会だったかと思います。最後にクム マプアナ・デ・シルバもおっしゃっていたように、「明日審査をしていたら結果は違っていたかもしれない。これまでの過程と、踊り終わった後の気持ちを忘れないでいてください」という言葉を皆様に贈りたいと思います。結果にとらわれすぎず、今回審査員からいただいたアドバイスを糧に今後のフラライフにお役立ていただければ幸いです。
また、実行委員会としては、全体の時間を考慮してプログラムを組まなければいけないという理由により実行を確約できるものではありませんが、次年度以降「何が評価されたのか」審査員からコメントを頂くことも検討したいと思います。
(2)出場資格について
<ご意見>
・審査員のクムフラに所属している生徒がいたのではないか。
<回答>
出場資格については、エントリーの時点で問題がないか確認しています。
具体的には、開催概要の「2.参加資格、および申込み」の9番に記載の通り、「エントリーした者が、発表されたジャッジメントの日本校でクムフラ以外の先生を介さずに恒常的に直接そのクムフラから指導を受けている直弟子に該当する場合、参加することはできない。この場合、孫弟子に該当する場合は出場資格があるものとする。」というルールにしております。
今回、クムフラから直接指導を受けている(例えばハワイのハラウに所属している、またはクムフラ直下のハラウの日本校に所属しているような生徒のことを指します)生徒はおりませんでしたので、その旨ご報告いたします。
ちなみに「孫弟子は出場可能」というルールにしているのは、日本でクムフラの教えをしっかり受け継ぎ指導していくことができる指導者が増えることを目指しているためです。それが本大会の趣旨である「ハワイの伝統文化としてのフラの正確な伝播」に貢献していくと考えています。本大会のコンセプトをご理解いただけますと幸いです。
(3)写真撮影について
<ご意見>
・表彰式の際に全員が登壇して写真を撮れたら良かった。
<回答>
写真撮影の時間については実行委員会としても検討しておりました。ですが、一日開催に変更になったことに伴い、プログラム自体がかなりの長丁場となってしまった事情もあり、お時間を設けることができませんでした。確約はできず申し訳ございませんが、来年以降そういった対応ができないか検討してまいります。
演舞中のお写真に関しましてはフラレアの元カメラマンチームが撮影したものをアロハネクスト会員の皆様に差し上げておりますので、ご入会をご検討ください。
ご入会はこちらから:https://aloha-next.com/
(4)開催場所について
<ご意見>
・会場が遠かった。
・関東で開催できないか。
<回答>
本大会は関西での開催をコンセプトとしているため、今後も関西での開催を検討しております。
本大会は大学生のためのフラ競技会「カレッジフラコンペティション」の姉妹イベントです。カレッジフラは毎年横浜で開催しておりますが、それはハワイ王国のカラカウア王が、日本が迎える歴史上最初の国家元首として1881年に来日され、その際最初に降り立った地が横浜だったことを記念しています。
カラカウア王が来日した際、横浜の後に神戸も訪れたという記録が残っています。そのため、「高校生の神戸、大学生の横浜」と東西でカラカウアの足跡をたどってほしいという想いも込めて、関西で開催することにいたしました。
また、クムフラが来日するイベントの多くが東京をはじめとする首都圏が多いという実情があります。そんな現状を踏まえて「地域の隔たりなくハワイのフラに親しんでほしい」「どこに住んでいる人でもクムフラに審査してもらう機会を提供したい」という風に考えています(それでも関西圏・関東圏から遠い方もいらっしゃると思うので、できる限りではあるのですが)。今年はクムフラが来日できなかったためコンペティションのみの開催でしたが、クムフラが来日できればコンサートやワークショップなども展開したいと考えております。上記の理由をもって、今後も関西圏で開催していく予定です。
(参考)https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/honsho/shiryo/qa/meiji_03.html
(5)演舞の順序について
<ご質問>
・エントリーの順番はどのように決めているのか。
<回答>
一番は学年を基準に決めております。1年生→2年生→3年生と高学年につれ演舞順が後ろになっていくように組んでいます。そのほか、昨年度の結果や会場からの距離など様々な要素を勘案して演舞順を決定しております。
(6)リハーサルについて
<ご質問>
・リハーサルの時間が短かった。
<回答>
ご希望に添えず申し訳ございませんでした。今年は急遽2日間開催から1日開催にしたこともあり、当初の予定より出演者が多い状況でした。また会場も入館できる時間に限りがあり、短い時間しかご提供することができませんでした。
今回ソロ部門の応募が多くあり、時間内でご出演いただける最大限の数の方にご出演いただきました。来年は出場者の数と、リハーサルの時間や(3)で言及した写真撮影の時間等のバランスを総合的に検討してタイムスケジュールを組ませていただきます。
(7)団体部門について
<ご質問>
・団体の演舞がもっと見たかった。
<回答>
実行委員会としても力不足で今回3団体のみの出場であったことは大変心残りに思っています。出場された団体が全て素晴らしいパフォーマンスを披露してくださったからこそ、私どもも来年はより多くの団体の参加をお待ちしております。今年は新型コロナウイルス感染症の影響もありご出場を断念された学校も多くございました。
団体部門で出場するとソロ部門の演舞枠も1枠優先的に確保されるため、ソロ部門への出場をお考えの方にもぜひ団体部門の出場をご検討いただければ幸いです。
高校内での団体設立をご検討の方は、実行委員会でも状況をおうかがいし何か設立の力になれることがあればと考えておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせはこちら:info@collegehula.com
*お問い合わせの際はお名前、学校名、学年、フラの指導者をお知らせいただけますと幸いです。
(8)スタッフの対応について
詳細は控えますが、スタッフの対応についてポジティブなご意見、ネガティブなご意見の両方をいただきました。
<回答>
この度ご不便をおかけした皆様にはお詫び申し上げます。年内にスタッフでの反省会を行い、今後の対応を検討してまいります。
お褒めの言葉をいただいた皆様には、感謝申し上げます。
今後ともより良い大会になるようスタッフ全員で精進してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
以上